当院の矯正歯科の特徴
※当院の矯正治療は、日本矯正歯科学会認定医及び、指導医を有する歯科医師2名をはじめ、6名の矯正治療を専門とする歯科医師が担当しています。
矯正治療の流れ
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初診相談
初診相談は無料で実施しています。患者さんからの疑問には何でもお答えしますので、矯正治療の必要性、治療方法、治療期間、費用などお気軽にご相談ください。
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精密検査
診断に必要な歯型の採取、顎の骨や位置を確認するためのレントゲン撮影、顎の動き方の検査などを行います。
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治療計画の作成
精密検査の結果に基づき、考え得るいくつかの治療計画をご提案します。そして、治療に対する希望や疑問などをお聞きした上で、納得のいただける方法で治療を進めていきます。
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矯正装置装着
矯正治療を開始します。治療期間中は、通常3~6週間に1回のペースで定期的にご来院いただき、ワイヤーの交換や矯正装置の調節をすることになります。
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保定
矯正治療を終えた直後の歯は、何もしなければ少しずつ元の位置に戻ってしまうため、それを防ぐための保定装置(リテーナー)を装着します。
子どもの歯科矯正
子どもの頃に矯正を始めることの一番のメリットは、骨の成長を利用できるということです。
大人になってからの矯正治療では、歯の並びを改善することしかできませんが、成長期であれば骨格の成長にもアプローチし、例えば上下の顎のバランスを整えたり、歯がきれいに並ぶよう顎を広げたりすることが可能です。骨格の成長に問題を起こしそうな子は早めに検査すればわかりますので、ぜひ一度お気軽にご相談いただければと思います。
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歯並びが悪くなる原因の一つは指しゃぶりや爪噛み、頬杖、舌で歯を押すといった悪習癖です。
当院では、無料相談時に悪習癖を治すためのトレーニング方法についてアドバイスを行っています。 -
当院では可能な限り抜歯は行いませんが、場合により抜歯のご提案をさせていただいております。
総合歯科クリニックですので、その際には同じ院内で抜歯処理も行うことが可能です。 -
子供の矯正装置には「固定式」と「取り外し式」がありますが、
治療内容や生活習慣などによって異なりますので、よくご相談させていただいた上でご提案するようにしています。
治療を開始する最適な年齢について
歯並びの状態やその原因、顎の成長の進み具合などによって個人差はありますが、一つの目安として6歳から7歳くらいの頃(永久歯に生え替わり始める時期)には、治療方針を決められる傾向にあります。そのため、小学校に入る前には一度ご相談にいらしていただくのが良いかと思います。
1期治療
1期治療では、歯を直接動かすというよりは、歯がきれいに並ぶためのお口周りの環境づくりを行います。この時、とにかくやみくもに顎を広げていってしまうこともあるようですが、実際は顎を広げても結局口元が出てしまうだけということもあり得ます。大事なのは一人ひとりの骨格や成長に合わせて治療方針を決めることで、当院ではきちんと検査・診断をした上で、その子にとって本当に必要な治療は何かを見極めるようにしています。
2期治療
2期治療では、歯に直接力を加えることで位置や向きを動かしていきます。この時も、その子のお口周りの環境や歯並びをきちんと見極めた上で、最も負担が少なく、最も期間が短くて済む治療計画を作成します。お子さんによっては、1期治療のみで歯並びがきれいになり、2期治療は不要ということもあります。
大人の歯科矯正
矯正治療で歯並びをきれいにすることは何歳になっても可能で、80歳以上で矯正される方も実際にいらっしゃいます。ただし、年齢によって矯正治療を行う目的は変わっていきますので、誰に対しても同じような治療を行うのではなく、一人ひとりのご希望や骨の状態をよく見極めることが大切です。
なお、歯周病が進行している方は、まずその治療をきちんと受けていただき、お口の中を健康な状態にしてから矯正治療を始めることになります。
大人の矯正治療の方法
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マルチ
ブラケット矯正ブラケットと呼ばれる装置を歯に接着させ、そこにワイヤーを通して歯を移動させていきます。装置が目立たない透明なものもご用意しています。
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舌側矯正
ブラケットとワイヤーを歯の裏側に取り付けることで装置がほとんど見えなくなります。デメリットとして舌が装置に当たる違和感等があります。
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部分矯正
歯の欠損部分にブリッジを取り付ける際、支えにする両側の歯を真っ直ぐに起こすなど、一部の歯のみ矯正治療を行うこともあります。
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インプラント
矯正お口の中にアンカースクリューと呼ばれる装置を固定することで、それを支えにして歯を動かしやすくなり、動かせる方向が広がります。